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【お腹ダイレクソロジーとは】

フットリフレクソロジーのように足裏の内臓の反射区を押すのではなく、ダイレクトにお腹を刺激して内臓の働きを活性化させようとするタイ式お腹セラピーです。長い臓器である小腸と大腸を丁寧に刺激し、また腎臓・肝臓・脾臓・胆嚢・卵巣・子宮・膀胱といった臓器にもアプローチしていきます。腹部大動脈や骨盤内側の血管なども刺激されるため、上半身の血の巡りも良くなります。

チネイザン（氣内臓）という言葉を聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれません。当店のタイ式お腹セラピーはお腹ダイレクソロジーと呼んでおりますが、別名ソフトチネイザンとも呼ばれるリラクゼーションマッサージです。ソフトチネイザンといってもお腹の奥のインナーマッスルにも届くため、状態によっては硬い筋肉を押されるような痛みを感じる場合もございますが、徐々にほぐれてくると不思議とリラックスして眠たくなる方がほとんどです。また、無理に強く押すことはいたしませんので、ご安心ください。

【お腹（内臓）も凝る】

内臓は身体に必要なものを吸収し、不要なもの（毒素）を排出する働きを休むことなくしています。臓器もすべて筋肉でできているので、肩が凝ったり首が凝ったりするのと同じように、疲れると内臓も凝り固まってしまいます。また、筋肉はすべて繋がっているため、腰痛のある方はお腹が硬くなっていることも多く、逆にお腹側の腸腰筋が硬くなることで背中の筋肉を引っ張り、腰痛の原因になっていることもあるのです。

内臓のコリの原因）胃腸の酷使、冷え、姿勢、自律神経の乱れ、ストレス、添加物や消化吸収しにくい食品・薬品の摂取など。

〇内臓の機能低下＝身体の不調

内臓が疲れて凝り固まると、排出されずに行き場をなくした毒素が身体の中を巡ります。すると、身体の表面から出てきてシミや吹き出物を作ったり、便秘や下痢、慢性疲労が続いたりします。内臓の機能は自律神経が支配しています。例えば、胃は副交感神経が優位だと消化が促されて食欲が増し、交感神経が優位だと胃がむかついたり食欲不振が起こります。ストレスなどで自律神経が乱れると内臓に大きく影響が出るのはこのためです。

〇感情は内臓に宿る

心の毒素も内臓に溜まるのをご存じですか？昔から人の心と体は表裏一体、病は気からと言います。つまり言い換えると、発散できていない気＝感情が内臓で滞り、病をつくる。ということです。肺は悲しみ、肝は怒りなど、東洋医学ではそれぞれの感情が各内臓と通じていると考えられています。実際お腹をほぐしていると、心に溜まっていた感情があふれてくることがあります。知らないうちに溜まっていた負の感情を解放し、心を浄化してあげましょう。